８mmカメラを片手に映像制作を始めた男。家賃一万円のアパートに住んでいる。目の前には家族が住む、新築のマンション。面白いものを作りたいがうまくいかない。 　　単身カンボジアに行って撮影を試みるも家族から手厳しい批判を受け、自我をぶち壊すべく、より過激な映像制作に挑んでいく。

A canvas painted in black and a canvas painted in vivid yellow-green. They love each other. Grating bone structure. Melting paints. This is a work that draws their love and a virginity loss from aspects of the black canvas.

小学生の時に両親を亡くし武田家に引き取られていた玲那は、現在はOLとなり同僚の雅彦と婚約して幸せな日々を送っていた。玲那と雅彦は結婚の許しを義兄・義之に貰おうとするが、義彦は雅彦が仕事で認められたら結婚を許可することを約束する。それから三ヵ月。玲那は幸せの絶頂から絶望の闇に落とされる事に…。借金のために己の体を商品にしてスポンサーから金を集める女の姿を描いたエロスドラマ。

学校の屋上で自殺しようとしていた美空はカップルの花と瑠奈に助けられ、友達になる。美空は優しい花に家庭の事情を打ち明けるが、瑠奈は二人の親密さに心が落ち着かなくなる。そんな中、”恋薬”の噂が流れる。

本作はすれ違う同棲中の男女を描いた恋愛映画。美術大学の職員・田上千尋は、恋人の大沢ゆかりにプロポーズするが、返事を濁されてしまう。そして、ある日、彼女の部屋は空っぽになっていた。半狂乱にゆかりを探し回る彼は、やがて友人たちから「自由なファンシィ」という芝居の招待状を受け取る。物語の中では、愛人と駆け落ちし、夫への別れの手紙をつづるヒロインを、ゆかりが演じているのだった。公演前日、翻弄される男と秘密を抱えた女の運命が動き出す。

元シブがき隊の布川敏和が初監督に挑戦。主演に『下妻物語』で圧倒的な存在感を示した土屋アンナを迎え、数奇な人生をたくましく生きる若者たちの姿をポジティブに描いた青春映画。辛い過去を胸に、激しい感情を吐き出す主人公の姿は、現代の若者の見えない本音をリアルに表出している。両親を殺害して失踪した兄へ復讐を誓うサーファー娘、樹里。ひょんなきっかけで襲った密輸ダイヤの取引現場で、兄と再会するが…。